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取り引き履歴

金融業者に対して過払い金返還を請求する場合、過払い金が発生しているかどうかは、今までどれくらいの返済をしてきたかを調べなければなりません。

しかし、過去の取り引き履歴をすべて覚えている方、または記録に残している方はほとんどいないでしょう。

そこで、金融業者に過去の取引履歴の開示を求める必要が出てくるのですが、残念ながら個人からの請求に応じることはほとんどありません。

取り引き履歴

手続きにかかる時間は、過払い金返還請求訴訟を起こすかどうかによっても違ってきます。

訴訟を起こさない場合は4ヶ月程度、訴訟を起こす場合はそれより1~2ヶ月長くかかると言われています。

過払い金返還の対象者は、過払い金が発生している人、そしてみなし弁済(貸金業規制法17条、18条、43条)をしていない人です。

金融業者が一定の書面を交付していますと、金融業者の約定金利での返済は有効となり返還請求できません。

しかし、最高裁判所でこの書面の要件を厳格に解釈する判決が出たことから、みなし弁済が有効とされる例はほとんど無いということです。

消費者金融などの金利と利息制限法の上限金利の差が払いすぎたお金となります。

消費者金融との約定の返済を続けていきますと、いつの日か払い過ぎたお金の合計が借入残金よりも多くなります。

ここで、初めて過払い金の返還を請求できることになります。

債務減額、つまり借金の減額の方法には、任意整理、特定調停、民事再生、そして自己破産がありますが、それらの手続きを行う前に検討するきことがあります。

それは、過払い金請求です。

それぞれの債務整理は借金の減額手段であり、明らかにブラックリストに掲載されるデメリットがあります。

過払い金請求の場合は契約の見直しではなく、違法な利息の返還請求です。

同じ債務減額でも、ブラックリストに載るか載らないかは大きな違いがありますから、債務整理の手続きをする前に過払い請求をすることを検討することが肝心です。

これは一般の方にできることではありませんから、弁護士や司法書士の専門家に相談しましょう。

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